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【お知らせ】(書籍紹介)濱口和久【著】「この国は災害から国民を守れるのか」が出版されました

お知らせ

当フォーラム事務局長で、拓殖大学特任教授・防災教育研究センター長の濱口和久氏の著書が令和8年(2026年)5月25日に出版されましたのでご紹介いたします。

この国は災害から国民を守れるのか――「想定外」でも対応できる防災立国へ

防災庁の創設で日本の災害対応力はどうなる?

日本は次の大災害から国民を守れるのか。本書は、18世紀のリスボン地震が国家の命運を変えた事実に始まり、日本もまた首都直下地震や南海トラフ巨大地震といった「国難」級の災害に直面している現実を直視する。自衛隊依存や場当たり対応の構造的課題を指摘し、「災害大国」から真の「防災立国」への転換に必要な条件を提示。さらに濱口梧陵(はまぐちごりょう)の実践に学び、防災を国家を強くする「危機管理投資」として捉え直す。迫り来る国難に備えるための必読書!

濱口和久著
四六判 172頁
並木書房
ISBN-10 ‏ : ‎ 4890634738
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4890634736

 近年、日本では地震や台風、豪雨といった自然災害が相次いでおり、日本列島に暮らす人々は災害のリスクから逃れることはできません。言い換えれば、常に災害と隣り合わせで暮らしているのです。
こうした状況の中、私たち一人ひとりが「常に危機感を持ち、本気で考え、災害に備える」ことが求められています。
本書では、地震や豪雨、河川の氾濫、感染症など、いざという時に役立つ方法や、災害から学ぶ教訓を24のテーマに分け、わかりやすく解説しています。
この本をきっかけに、防災について改めて考え直し、自分自身や大切な人の命を守る行動を始めてみませんか?

目次

1 被災者目線でない避難所生活 17

自分事として捉える 17
改善されない避難所の環境 18
イタリアを参考に 20

2 災害の教訓と「平時」からの備え 22

東日本大震災と津波の教訓 22
防災対策は進んでいるのか 24
大地震のリスク 26

3 地域防災力と消防団の強靱化 27

常備消防と消防団 27
報酬額のアップを 29
「災害の日常化」と消防団 31

4 シェルター後進国・日本のリスク 32

海外では常識 32
韓国や台湾の状況は 34
ようやく日本も 35

5 「防災の日」と国難級の地震災害 37

関東大震災の被害 38
全国一斉訓練 39
「知識」から「知恵」へ 41

6 濱口梧陵の行動力と防災対策 42

「世界津波の日」にあたり 42
私財を投じて取り組む 43
梧陵の防災思想 45

7 阪神・淡路大震災から30年の防災 47

世界に衝撃が走る 48
意識は変わったのか 49
事前防災の必要性 50

8 名ばかりの「防災庁」はいらない 52

防災庁創設の議論 52
片道切符と民間からの人材登用 54
指揮命令系統はどうなる 55

9 東日本大震災から学ぶ津波防災 57

津波からの避難 57
津波避難施設の整備 59
初の臨時情報 61

10 災害リスクと防災人材の育成 62

日本列島の災害リスク 63
人材育成の必要性 64
寺田寅彦の警鐘 65

11 国民保護法と台湾有事 67

ウクライナ戦争から見た国民保護 68
与那国島の島民を見捨てるのか 69
避難訓練は机上の空論 70

12 防災学の教科化と学科の実現を 72

防災教育の現状 73
「防災専門学科」の新設を 74
防災庁と防災教育 76

13 「稲むらの火」と世界津波の日 77

日本が国連に提案 77
「稲むらの火」の原型 78
防災教育の教材 80

14 大規模住宅火災のリスクと対策 82

消火を妨げる要因 83
大都市圏でのリスク 84
事前の対策を 86

15 災害対応力と防災立国への転換 87

令和8年度中に防災庁 88
復旧・復興の在り方 89
防災庁から危機管理省へ 91

16 震災から学ぶ行動と教訓の継承 92

訓練を実践した避難行動 93
震災遺構の保存 94
風化を防ぐ 96

17 熊本地震10年を経た防災力強化 97

プッシュ型支援が開始 98
災害関連死が上回る 100
国難規模にも対応を 101

18 あの時、自衛隊は命令なしで出動した 102

押しつけられた責任… 104
リーダーの覚悟あるか 106

19 緊急時対応への円滑な移行を 109

岸田首相に直接提言 110
災対法では対応が限界 111
憲法と緊急事態条項 115

20 人員確保なくして自衛隊は戦えない 117

疑われる政府の本気度 120
若年定年制・任期制を見直せ 125
志願制のままでいいのか 128

21 政府の初動対応は遅かったのか 130

自治体側の課題 133
避難所の厳しい環境 135
日本も病院船の導入を 138
参考になるイタリアのシステム 141

「正論新風賞」受賞記念論文
22 濱口梧陵の国家構想と危機管理投資 144

災害からの復旧・復興事業 147
「広村崇義団」結成と国家意識 149
私塾「広村稽古場」の開設 151
海外渡航は実現せず 152
「浦組」の結成 153
日本の近代医学へ貢献 156
日本の兵制の元祖「農兵制」を提言 158
梧陵の「支那経営論」159
最後に 161

「あとがき」にかえて
原点としての弁論、そして未完の課題 163

 

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