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【お知らせ】令和7年4月に感染症対策の新司令塔『国立健康危機管理研究機構(JIHS)』が発足

お知らせ

「健康危機管理」の司令塔機能「国立健康危機管理研究機構」(JIHS)が発足

感染症の対策にあたってきた2つの研究機関が統合され、「国立健康危機管理研究機構」(JIHS)として令和7年(2025年)4月1日に発足しました。

「国立健康危機管理研究機構」は、これまでの感染症の発生状況に関する調査や病原体の研究などを行ってきた「国立感染症研究所」と、世界各国の感染症の流行地域に医療スタッフを派遣したり、病院での診療を通じて治療法などを開発したりしてきた「国立国際医療センター」が統合して設立されました。

ニューレジリエンスフォーラムでは設立当初より「健康危機管理」の司令塔機能強化を提言してきましたが、新組織による迅速な情報集約と治療が期待される一方、積み残された課題もあります。

産経新聞が、「感染症 新司令塔で迅速対応 ―日本版CDC国内外、連携を強化」と題する記事(5月8日)を掲載しましたので、以下に紙面画像にてご紹介いたします。

産経新聞 令和7年(2025年)5月8日付け紙面

 

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